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大牟田市や荒尾市で受けられる住宅に関する補助金や支援制度について解説

コラム投稿日:2024.02.09

注文住宅を建てる際に地域を決めるポイントは、希望するエリアの自治体がどのような制度を実施しているかを確認することです。支援制度は自治体によって異なるため、事前チェックをして下調べをするのがおすすめ。今回は、福岡県大牟田市と熊本県荒尾市に注目して、家を建てる際の補助金制度や医療費に関する支援制度についてご紹介します。大牟田市や荒尾市周辺で住宅を検討される方はぜひご覧ください。

福岡県大牟田市の特徴

大牟田市が位置するのは福岡県南部。海や山に囲まれ、自然豊かな環境が整っています。福岡市の都市部や熊本市の中心部への移動もおよそ1時間と利便性も良いと言えるでしょう。豊かな自然と程よい都会がある大牟田市は子育て世代を中心に人気を集めています。

また、大牟田市には「大蛇山まつり」などの伝統的な歴史のあるイベントが多数あるほか、海や山から収穫できる特産物が豊富にあるため食文化も充実。快適な生活を送ることができるでしょう。

大牟田市で受けられる制度

大牟田市が実施する、住宅に関する制度と医療に関する補助金や控除について詳しくご紹介します。

住宅に関する補助金と控除

大牟田市で受けられる住宅に関する補助金について解説します。

福岡県既存住宅流通・多世代居住リノベーション推進事業補助金

住宅購入後に、親世帯・子世帯の近居や同居を始めるリノベーション工事や子育てを行うためのリノベーション工事に使用できる補助金です。子育て対応改修に対しての補助率は1/3、限度額が250,000円。新しい生活様式対応改修に対しての補助率は1/3、補助額が150,000円です。予算がなくなり次第受付が終了するので、希望する場合は早めに応募してみましょう。

木造戸建て住宅耐震改修促進事業

木造戸建て住宅の性能向上を目的とした改修工事にかかる費用の一部を負担してくれる制度です。補助金を受け取れる要件としては、1981年5月以前に建築されたとする木造戸建て住宅であることや、耐震診断の結果が上部構造評点1.0未満であることなどがあげられます。

補助金額は、改修工事や除去工事などの工事内容や総額費用によって異なるため、詳しくは福岡県のホームページを確認するのがおすすめ。近年国内外で地震が頻発しているため、万が一に備えた制度の一つではないでしょうか。

医療費に関する補助金と控除

大牟田市が行う医療に関する支援制度を見ていきます。

子ども医療

0~15歳までの子どもを対象に通院費や入院費を助成してくれる制度です。自己負担額は、0~3歳未満の場合で通院・入院ともに無料です。また、3歳~就学前は通院800円、小学生は通院1,200円、中学生も通院1,200円(一部市独自助成あり)です。3歳~中学生の入院は一律で1日500円(月あたり7日が上限)となります。

0~3歳未満まで無料で通院・入院できるのは、子育て世代の親からすると嬉しいポイントではないでしょうか。

熊本県荒尾市の特徴

熊本県の北西部に位置する荒尾市は、鉄道だけでなく道路のネットワークが整っていることから交通の便が良い住みやすいエリアとなっています。また、福岡県大牟田市と隣接していることもあり、自然豊かな環境が整い、多様なライフスタイルを送れることから高い人気が。

また、荒尾市内には西日本最大級である遊園地「グリーンランド」だけでなく、世界文化遺産に登録済みの「万田坑」があるなど賑わいを見せています。子育て支援も充実しており、地域行事も盛んであることから、子育て世代に人気のエリアと言えるでしょう。

荒尾市で受けられる制度

荒尾市で受けられる住宅に関する制度や医療費の補助金、控除はどのようなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきます。

住宅に関する補助金と控除

荒尾市が実施している住宅の補助金と控除を紹介します。

荒尾市移住促進補助金

2023年4月1日以降に荒尾市に住宅を購入し、5年以上居住する意思のある人を対象に補助金を支援する制度です。条件には転入時点に中学生以下の子どもが帯同する世帯であることや居住する全員が荒尾市に定住していることなどがあげられます。

補助金額は1世帯あたり200,000円が上限とされ、転入日から起算して1年間が申請期限です。市の予算額に達すると受付が終了になるので、補助金を検討される方は早めに申請しましょう。

荒尾市多世代定住支援事業補助金

住宅の新規購入や増築工事をする3世帯以上での同居や近居の場合に受け取れる補助金制度です。補助金を受け取れる条件は、多世代家庭全員が荒尾市に定住しているほか、18歳未満の子どもをもつ子育て世代であることなどです。

補助金額は一律で150,000円とされ、予算額に達した時点で受付終了となります。提出書類が多くあるので間違いのないよう準備しましょう。

医療費に関する補助金と控除

荒尾市が実施する医療に関する支援制度を見ていきます。

子ども医療費助成制度

2021年1月より0~15歳までの子どもを対象に外来、入院の両方を一律で無償とする制度です。助成を受けるには「子ども医療費受給資格者証」が必要になるので、事前に市の子育て支援課に申請するようにしましょう。また、外来や入院以外の健診や予防接種などは対象外になるので注意が必要です。子育て世代の親にとって15歳まで医療費が無償化されるのはうれしいポイントです。

全国が対象となる補助金制度

都道府県関係なく全国で受けられる補助金制度を解説します。

こどもエコすまい支援事業

18歳未満の子どもを有する世帯で、申請の時点で夫婦のどちらかが39歳以下の場合を対象に支援される補助金です。1住居あたり1,000,000円が補助されますが、高い省エネ性能を満たす新築分譲住宅を購入する場合などの条件があります。

予算の上限に達し次第で交付は終了するため、住宅の購入を検討される方は早めに申請するのがおすすめです。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業

対象となるのは次世代ZEH+の新築住宅を建築または購入する個人で、1戸あたり1,050,000円の補助金が支援されます。太陽熱利用システムなどを使用した再生可能エネルギーを取り入れた住宅が対象です。なお、ZEH+とは、年間1次エネルギー消費量の使用量がゼロを目指した住宅のことを言います。

こちらの補助金も上限に達すると終了のため、希望する方は事前に調べておくのがよいでしょう。

大牟田市や荒尾市で注文住宅を建てるならワカヒサ工務店へ!

大牟田市、荒尾市では充実した住宅支援や医療支援を受けることができます。今回紹介したエリアで注文住宅を検討する方は、ワカヒサ工務店へご相談を。マイホームを建てるための予算の話から、土地選びまでお客様一人ひとりにあったご提案をさせていただきます。建設後の保証やメンテナンスまで責任もってご対応させていただくのでご安心ください。

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記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行

一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師

住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。