断熱性が低いとどうなる?福岡県大牟田市、熊本県荒尾市で断熱性能が低い家に住むことで起こるデメリット

コラム投稿日:2024.06.04

黒い木目の外壁がアクセントの外観

 

家族が安心して暮らせる住まいを実現するには、

断熱性能が高いことが重要です。

この記事では、断熱性能が低い家に住む4つのリスクと、

断熱性能が高い家を選ぶべき理由をご紹介します。

後半では福岡県大牟田市の気候にも触れています。

マイホームづくりで後悔しないためにも、ぜひお役立てください。

 

 

 

断熱性能の低い家とは

木造住宅建築現場

 

住宅の断熱性能とは、室内と室外の熱の移動のしにくさのことです。

熱は高いところから低いところへと移動する性質があるため

断熱性能の低い家では寒い季節に暖房をつけても

暖かい空気は温度の低い室外へと逃げてしまいます。

つまり、「冬は寒い家」「夏は暑い家」になってしまうのです。

 

 

 

断熱性能が低い家に住むことで起こるデメリット

 

 

デメリットの単語と指差し棒

 

 

ここからは、断熱性能の低い家に住むデメリットを具体的に見ていきましょう。

 

 

ヒートショックが起こる危険性がある

 

ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が上下し血管や心臓の疾患が起こることです。短時間の間に血圧が大きく変動することで脳内出血や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な疾患を引き起こす可能性があります。

断熱性能の低い家では、冷暖房が付いている部屋とそうでない部屋に温度差が生まれます。例えば、真冬に暖房の付いた暖かい部屋から寒い脱衣室に移動すると、血圧が上昇します。その後衣類を脱ぐと更に血圧は上昇し、暖かい湯船に浸かると血圧が下降します。

このように、断熱性能の低い家では短時間に血圧の変動が起こりやすい場面があり、ヒートショックが起こりやすいのです。ヒートショックを防ぐには断熱性能を高めて室内の温度差を減らし、室内のどこにいても適温だと感じられる状態を保つことが大切です。

 

 

参考元:社会福祉法人済生会『冬場に多発! 温度差で起こるヒートショック』

 

 

光熱費が高くなる

 

光熱費

 

断熱性能の低い家は、外気温の影響を受けやすいです。真夏に冷房をフル稼働していても外気温の影響を受けてなかなか涼しくなりません。人が居る部屋すべてで冷房をフル稼働させなければならないので、光熱費が高くなります。

一方、断熱性能が高い家は外気温の影響を受けにくいため、室内の涼しさや暖かさが逃げにくいです。その分、冷暖房をフル稼働する必要がなく、無駄な電力を使わない省エネルギーな住まいを実現できます。

 

 

健康に悪影響を及ぼす可能性がある

 

断熱住宅のイメージ

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